大田スタジアム ●Opened:95/7/8 ●Capacity:4,338 ●First experience：04/4/29（燕-鴎） ●Watched times:2 ●Recommned：★★★☆☆ |
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◆PROFILING NO.20◆ -OTA CITY BASEBALL STADIUM-
大田スタジアム ●Opened:95/7/8 ●Capacity:4,338 ●First experience：04/4/29（燕-鴎） ●Watched times:2 ●Recommned：★★★☆☆ |
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| Access ★★☆☆☆ .................................................................................................................................................................................................................................................... |
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最寄ICは首都高湾岸線・大井南ランプ。球場は首都高（R357）沿いにあり、インター降りたらナビ的にも「目的周辺デス」。球場駐車場までの行程は Case1＜東行き（空港中央・羽田方面から）利用者＞ ①降りた先の信号を左 ②2つ先（合流して次）の信号を左折 ③約1km先の交差点左折 Case2＜西行き（台場方面から）利用者＞ 降りて2つ目の信号を右折して反対車線にUターンして、次の信号を左折 Case3＜R15（第一京浜）を経由する場合＞ 大森本町一丁目の平和島口（大きな丁字路）を曲がって、平和島競艇場を横目に直進、陸橋を2つ渡たれば到着、時間にしてものの5分。 地上、地下合わせて200台を収容する外野裏駐車場の他にも、大井ふ頭中央海浜公園駐車場が数箇所に常設されるが、公園が賑わいを見せていた2度目の来場時（06/4/30）には20分以上の入庫待ちにイラつかされたので、舐めると危険。料金は最初の1時間\200、以降30分毎に\100加算。 最寄り駅は東京モノレールの流通センター前。あるいはJR京浜東北線・大森駅東口から平和島循環バスで流通センター前下車、または大田スタジアム直通の京急バス（土・日・祝日9～12時は毎時05分、35分に発車）。料金はいずれも￥210。♪東京生まれ、ナンチャッテ東京育ち、生まれてこの方、東京モノレール乗車歴なし～♪（ドラゴンアッシュ「Greatful Days」風で）。ゆりかもめも左に同じ。 |
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| Location ★★☆☆☆ .................................................................................................................................................................................................................................................... |
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1877年、横浜→東京に向かう汽車内でのエドワード・モースの「ShellガManyアリマシタネ」（関根さんのペリーのモノマネ口調で）の一声で発掘された（一部、フィクションで構成）大森貝塚、鈴が森刑場跡。近隣には史跡も残る東京湾に面した埋め立て地は倉庫、コンテナ、工場、トラック、市場に囲まれ、目と鼻の先が羽田空港という環境が物語る生活感の希薄な物流拠点。♪湾岸フリーウェイ～、右にある大井競馬場、左の先は平和島競艇場♪とギャンブル色も強い、不健康な空気を放つエリアに東京港夜鳥公園、城南島海浜公園、平和島公園、平和の森公園etc人工的自然が恣意的に多いのは、そんな環境への免罪符。大田スタジアムもその一翼を担う。 ダンスの練習に熱を上げるリア中（OR高校生）や芝生の上（くすのき広場）でまどろむ親子連れ、バードウオッチングに精を出す偽江戸屋猫八が集まった休日日中の大井ふ頭海浜公園は、まさに平和島。京急線の立会川-大森海岸間から薄っすらとスタジアムの存在がを確認できる。 第二競技場、敷地内には第一球技場、陸上競技場、テニスコート、大井スポーツセンターを併設させた大井ふ頭海浜中央公園は、東京港埠頭公社という都の3セクの持ち物。区営施設の大田スタジアムは別主管になるが（幕張メッセと千葉マリンの関係みたいなもんか？）、公園の大部分は品川区で、区境に位置する。「大森区＋蒲田区＝大田区」は23区内で面積最大だけあって、誤解を恐れずに言えば、上流階級と庶民層が混在して貧富差の激しい土地柄。上流階級代表が長嶋ジュニア（88年当時の表記を使用）なら、庶民派ヒーローが山本昌兄さん（大田区のジュラシックパークことタイヤ公園近くの西六郷出身）と徳山昌守（前WBC世界S・フライ級王者）。東京湾岸の埋め立て地であるこの一帯は、二分されたカラーのいずれにも属さない陸の孤島。大田区全体をアメリカとすると、羽田空港までの湾岸一帯はさしずめプエルトリコ、大田区自治領って感じ。 第76回大会まで箱根駅伝予選会（大井埠頭周回コース）では周辺道路が使われ、またR15が箱根駅伝の1&10区のコースであることなど、箱根駅伝に縁の深い土地柄なのも、箱根駅伝ヲタのオイラには軽視できない事実。また若き日のキムタクと浜ちゃんが共演したTBSドラマ「人生は上々だ」ではこの一帯が舞台にもなっていたのも印象深い。 |
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| shopping ★★★☆☆ .................................................................................................................................................................................................................................................... |
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非常打ち球場のファーム公式戦なので、売店の品数はこんなものかな。小ざっぱりしたお品書きわりにアルコール系が妙に充実。燕戦だけに乳酸菌姐さんたちがメンバー表付きを売り文句に乳酸菌も立ち売りしていたこともあった。 球場周辺はコンビニ砂漠だったが、待望のampm大田DC店が右翼席後方にオープンしたお陰で評点が1点アップ。自動車で来場するなら、ドンキ、業務スーパー、マック、ジョナサンを始めとしたレストラン系テナントも充実した「BIG FUN平和島」（平和島競艇場に隣接）も戦力になる。ちなみに「井筒和幸のこちとら自腹じゃ」（テレ朝「虎の門」）のロケで頻繁に使用されるシネコン「平和島シネサンシャイン」がテナントに入っているトコね。ボーリング場、バッティングセンター、スーパー銭湯もアリ。近くにはしながわ水族館もあって、アフター野球観戦に楽しめそうなアミューズメントスポットが何気に近場には多い。 |
| Mood ★★☆☆☆ .................................................................................................................................................................................................................................................... |
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大田スタジアムでのイースタンリーグ公式戦対戦カードは、東京湾岸シリーズと銘打たれた戸田燕主催の浦和鴎戦が、4月終盤のGWと7月下旬の年に2度開催されるのがデフォルト。某S君を中心とした浦和鴎親衛隊は三塁側の外野寄りで固まってまとまった応援をするのに対し、ホームの戸田燕応援団は団長と思しき一人ぼっち（´・ω・）ｶﾜｲｿｽ。が、スタンド内には声を出さずにメガホンだけを叩いて生温く応援する燕信者が散在。どうせ応援するのなら、団長に加勢してやれよ。この辺りの顕著な信者気質の温度差が傍目からは興味深かった。あっ、燕信者なんだから、おまえもやれって？やっぱファームはﾏﾀｰﾘ観察が楽しいから、俺は応援しないよ。 ここは俗に言う京浜工業地帯、伝説の川崎劇場とも同属的な立地で、ユルユルな野球観戦文化が風土。初夏の麗らかな陽気に眠気が誘われるｵｻｰﾝもいれば、人工芝に「OTA STADIUM」と書かれている通り、ネット裏にはスコアブックを熱心につける典型的な |
| Personality ★★★☆☆ .................................................................................................................................................................................................................................................... |
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ラガーディア空港至近のシェイ・スタジアム（NYメッツ本拠地）は、爆音を轟かせる飛行機が日常茶飯事上空を行き交うことで有名だが、ここ大田スタジアムも負けず劣らず。羽田空港の滑走路へ着陸体勢に入ったジェット機が、左翼側からバックスクリーン裏を止め処なく横切り続ける。体感的には5分に1便ペース。ロッテ浦和で試合中に目撃する新幹線の台数よりも多い。最初は物珍しさに小躍り、途中からはウンザリするくらい。 TVロケでよく使われ、オイラの記憶が確かな限り、ガチンコ「男ドアホウ甲子園」のセレクションや「みなさんのおかげでした」の石橋貴明ホームラン企画SP（打撃練習場として）で使ってたはず。東京都内の公営施設で利用料がリーズナブル、（TV局的に）立地的利便性にも優れていて、使い勝手が良いんだろうネ。高校野球の東東京大会の試合会場としても使用される。 |
| Hospitality ★★★☆☆ .................................................................................................................................................................................................................................................... |
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合成着色料を思わせる身体に悪そうな、気色悪く不自然な人工芝のサイケデリックな色合いは精神的ブラクラ。芝生に同化した色じゃなさ杉！自分が選手だったらダイブは躊躇いたくなる地面の硬さを視覚に訴えかけてくる。それに加えて、ナゴヤドームに倣った、塁間部分を蛍光色で塗りたくった”なんちゃってアンツーカー”がチカチカして目障り。何だ、過去に味わい得なかったこの違和感、不快感、嫌悪感は。おそらく張り替えて間もないと思うが、悪趣味な小細工ｲｸﾅｲ。俺的には日本一粗悪な人工芝と認定だね。親分＆ハリーに「喝！」してもらえ。 全角平仮名3文字仕様電光式のスコアボードは和み系。燕・五十嵐貴は五十貴、ﾕｳｺﾞｰ（鴎）とﾕｳｲﾁ（燕）は半角カタカナで表記されていた。抜作センセー（BYついでにとんちんかん）だったら「ごじゅうたか」って読むね。四十肩みたいな冴えない響きが哀愁を誘う。スピードガン表示が標準装備され、稼動されているのも嬉しいサービス。「ま、いくら球が速くても、ストライクが取れないんじゃ元も子もないですがね」とは高井&ヒラリン神への苦言。 シートはバックネット裏（目安は屋根がかかっている部分）は背もたれ付き、その他の内野席はセパレート型のベンチシート、外野は芝生席。04/3/28に初開催された1軍のOP戦（燕-鯉）では外野も開放されたが、ファームの公式戦では外野は非開放。その記念すべき試合、生憎ホージーと被り、フレンチレストランの甘い誘惑に釣られてしもた。場所は横浜だったんで、行き帰りに（Am9時&PM4時頃）に横を通ったら、1軍ゲームの開催オーラは悲しいくらいにNothingでした。 バックネット裏の障害者用スペースではヤマハのエレクトーンが展示、インターバル間には地元の（ヤマハ）音楽教室の生徒が別室から演奏をパフォーマンスしていた。つい数年前まで球場音楽の主流だったエレクトーン演奏の音色に、今となっては郷愁さえ覚える。エレクトーンが奏でる”韋駄天”飯田（燕）のテーマ曲「お猿のかごや」がスゲー恋しい・・・。あと神宮で場繋ぎ的に頻繁にかかってた曲が懐かしい。池山が「黄色いお空でブンブンブン」を出囃子に使っていた頃（おそらく2000年）はまだエレクトーン演奏だったはず。アレって黄色5だっけ？つうか黄色5って誰いた？（本田）ルル？毛細血管が切れ始めてるお年頃ですからorz。でも障害者スペースを潰しちゃってモウマンタイ？ |
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| Cleanness ★★★★☆ .................................................................................................................................................................................................................................................... |
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酷評した人工芝とは対照的に、トイレ、場内、コンコースは概ね綺麗。精神衛生的な観戦環境は「優」。スタンド内・コンコースのあちらこちらでは鳥の糞が目立っているが、それも毒々しい人工芝のせいで、削ぎ落とされてしまった温もりを感じさせる演出効果に昇華させているようにさえ思える。売店ブースまで備え付けられ、コンコースも広々とし、常打ちの鎌ヶ谷や横須賀に引けをとらない。今季から西武2軍が埼玉県内でのドサ周りを始めたように、観客へのホスピタリティを考えたら、入場料を徴収してでも、子燕も戸田河川敷球場での試合数を減らして、その分を大田に振り替えキボンヌ。 |
(04/11/15UP）
06/4/30改訂）